こころに汗

 

                                          お花見をした近くの風景

 

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昨日、私がブログを書いていると、近所に住んでいる幼なじみの親友から

今日はお天気がいいし、暖かいのでお花見に行かないかと誘われました。

 

桜の大好きな私は喜んで彼の誘いにOKしました。

コンビニでお弁当とビールを買って桜の下に座ってふたりで乾杯しました。

 

桜の咲いた自然の中で飲むビールは、生きているしあわせを胸いっぱい

感じさせてくれます。

 

彼とは中学校の時からの親友で、時どき会って居酒屋で飲むことはありましたが

お昼から飲むのは初めてでした。

 

この素晴らしい雰囲気の中で話は盛り上がりました。

 

周りを見るとほとんどが家族連れで、男ふたりで飲んでいるグループは

あまりいませんでした。

 

広場では中学生と小学生の男の子がサッカーボールで遊んでいました。

 

私たちのすぐ近くで遊んでいたので、そのボールが私たちの食べている

お弁当の上をワンバウンドで飛び越えました。

 

危なく、私たちのお弁当を直撃するところでした。

私は男の子たちに注意しようとしましたが、彼は笑顔でボールを投げ返しました。

 

LINEでいじめられたり、仲間外れにされたりするより、桜の近くで遊ぶ方が

よほど健康的だと彼は言いました。

 

彼は、桜は昔から変わらず美しく咲くけれど、人のこころは昔と違って大きく

変わってしまったなと言いました。

 

最近はこころの病で苦しんでいる人が多いような気がすると言いました。

 

便利でモノがあふれる世の中になったが、ブログなんかを読むと、こころの

苦しみを訴えている人がとても多いような気がすると言いました。

 

ところでお前もブログを書いているようだが何を書いているのかと聞きました。

 

そして、中学校の頃お前が書いた作文を見たが、まったくセンスはなかったが

少しはマシな文章が書けるようになったのかと聞いてきました。

 

私の今書いているブログは、中学生の頃書いた文章と変わらないよと言いました。

 

彼は私に、お前はブログを1年以上続けているようだが誰か読んでくれるのかと

聞きました。

 

私は、何人かの人は読んでくれると言いました。

 

お前の書いたブログを読んでくれるような読者がいるのなら、俺が書いても

読んでもらえるだろうなと彼は笑って言いました。

 

君は私よりずっと文章表現力があるからとても素晴らしいブログを書くだろう、

でも、読んでもらえるかどうかはわからないよと私は言いました。

 

彼は、じゃあどんなブログを書いたら読んでもらえるのかと私に聞きました。

 

私が1年以上ブログを書き続けてわかったことは、私にとってブログとは

写真や文章がきれいなことではありませんでした。

 

私が人並みのブログを書くためには、恥ずかしさを押さえて、自分の気持ちを

十分すぎるほど表現することでした。

 

私は一生懸命にこころを働かせ、こころに汗をかいて文章を書き、読者のみなさんに

気持ちを伝えるようにしました。

 

文章が稚拙でも、できるだけ読みやすく書くことで読者のみなさんは温かい

気持ちで私のブログを読んでくれました、とてもありがたいことです。

 

そう言うと彼は、どうしてそんなに読者の気持ちがわかるのかと聞きました。

 

私が以前、「ブログを始めて1年を迎えることができました」というタイトルで

ブログを書いたところ、とても多くの方に読んでもらいました。

 

つまり、私のブログはよくできましたではなく、よく頑張りましたです。

 

そして私は彼に言いました、ブログとは読んでもらうだけでなく、読んであげる

ことでこころが繋がり、続けられるのだと言いました。

 

みなさんのブログからは読んで下さいという気持ちがひしひしと伝わってきます。

なので読んであげることでとても喜んでもらえます。

 

ブログは日記ではありません、こころとこころの会話なのです。

読んであげて読んでもらい、こころが繋がる、そして共感し感動する。

 

文章が下手でも一生懸命に書いているというこころが伝わればいいのです。

 

だから私はブログを書き続けることができるのです。