私がみつばちだったら
もしも私がみつばちだったら、お花畑のブログの世界でおいしい蜜を
求めて飛びまわるでしょう。
ブログの世界にはたくさんの花がきれいに咲いています。
ガーベラのように希望と冒険心で常に前向きな花。
ひまわりのようにあなただけを見つめる情熱とあこがれの花。
さざんかのように困難に打ち勝つひたむきな花。
ローズマリーのように思い出や変わらぬ愛を表現する花。
ブーゲンビリアのように純粋な愛の気持ちや情熱を伝える花。
どんな花でも色や形が違うようにそれぞれ蜜の味も違います。
甘いものだけではありません。
酸味のあるもの、塩味のあるもの、苦味のあるものもあります。
私はとても欲張り、いろんな花からたくさん蜜を吸いたい。
おいしい蜜の花には、おしべとめしべの愛の結晶作りのお手伝い。
やがて果実となってしあわせを感じるでしょう。
飾り気のない、素朴な花でも、心がこもった花はとても美しい。
時には、感動で胸が震えることも。
美しくても、まれにとげのある花も、そんな花を見つけたら
私のお尻から愛の針をチクリと刺すかもしれない。
初めての、咲いたばかりの花はとても純真で、不安で震えるこころがよくわかる。
私はこの花が大きく美しく咲くように、優しく見守ってあげたい。
誰もいないブログの片隅でぽつんとひとつ、きれいに輝く花もある。
こんな花見つけたら独り占めしないで、みんなに知らせてあげたい。
私はブログの世界では、きれいな花は咲かせられないけれど、
みつばちになって 花から花へと愛と感動を伝えたい。