3回目のワクチン接種

 

以前このブログにも書きましたが、私は臆病者なので、多くの人がコロナのワクチン

接種を受けてどうなるのか様子を見てから初めての接種を受けました。

 

接種を受けた人の副反応を見たり聞いたりして、こころの準備をしてから

やっと初回の接種を受けたので、3回目も遅くなり、先月の中旬に接種しました。

 

1、2回目はモデルナでしたが、3回目はファイザーでした。

 

仕事の関係で、休みが取れた日はあいにくモデルナを接種する病院が見つからず、

不安でしたがファイザーのワクチンを接種することにしました。

 

途中でワクチンをかえても大丈夫と聞いていたので覚悟を決めて打ちました。

 

モデルナを注射した時は、針を刺してからワクチンを注入し終えるまで少し

時間がかかったように思います。

 

ファイザーの時は、注射針を刺した瞬間にワクチンが注入され、あっという間に

接種が終わったような気がしました。

(注射を打つお医者さんの打ち方でそう感じたのかもしれません。)

 

私はワクチンの接種を終えて家に帰るまで、今までのことを思い起こしました。

 

もう、新型コロナの感染拡大が始まって、2年以上経ちましたが、最初の頃は、

見えないウィルスによる感染と死の恐怖、自由に移動できないストレスがありました。

 

不安な毎日が続きましたが、今ではワクチンのお陰で、少しは安心して生活

できるようになりました。

 

私は今回の新型コロナによって、よかったなと思うことがあります。

 

世界中の人々が年齢や性別や貧富に関係なく、みんなでコロナを克服しようという

気持ちになったことです。

 

私は世界中の人々のこころがひとつになることは平和に繋がると期待しました。

しかし、ロシアとウクライナの争いが起きたのはとても残念です。

 

私の周りのことでは、みんながマスクをする生活では、相手の顔を十分見ることが

できないので、なかなか気持ちが伝わりません。

 

なので、上司によく叱られる私は、上司の表情がよくわからないので、その怒りが

半分になったような気がします。

 

そして、今までのように上司の顔色を伺いながら仕事をしなくていいので気が楽です。

マスクは私の大切なお守りのような気がします。

 

そして私には、行き交う人々の顔が、とてもきれいに見えて楽しくなりました。

私も人前に出る時にはマスクは欠かせないものとなりました。

 

職場のみんなは、私にはマスクがよく似合うと言うので複雑な気持ちになります。

 

でも、私はこころにもマスクをして、汚れたこころをうまく隠している人を

見かけるととても残念に思います。

 

また、お葬式についてですが、コロナが流行する前では、あまり会ったこともない

遠い親戚でも、知らせがあれば、いかなければならないことが多くありました。

 

急な知らせに、会社を休むための段取りやお葬式のための服装やお金の準備

などで大変でした。

 

でも、コロナ禍では、家族葬が増え、集まる人数も少なくなったと聞きます。

 

私はお葬式に参列することが減りました。

そして、年回忌の法要にも招かれることも少なくなりました。

 

お経を聞いても、退屈で、早く終わらないかとお祈りする私は助かります。

(お寺関係の人がいたら不謹慎な私でごめんなさい。)

 

そのほか家にいる時、訪問セールスが来なくなったり、あまり好きではない

会社の飲み会の誘いなどがなくなりました。

 

今回の接種はまったく熱も出ず平熱で、肩も全然痛くなりませんでした。

私はだんだんワクチンに慣れてきたのかもしれません。

 

不便なことはたくさんありますが、コロナが収束しなくても、田舎暮らしで

密にならない環境の私は、ウィズコロナで生きていけるのかもしれませんね。