希望の星

 

私は本を読むことが好きなので、いつもたくさん本を読んでいます。

 

私は図書館の利用カードを持っていますので、読みたい本が見つかれば予約して

本を借りています。

 

図書館のホームページにカード番号とパスワードを打ち込めば、最近入った

本の情報が見られるので便利です。

 

人気があって、予約がたくさん入って、なかなか順番が回ってこない本もあります。

 

いろいろなジャンルがあり、すべての本の情報を見るわけではありませんが、私には、

人気のある本は、お金に関する本と、こころに関する本のような気がします。

 

世の中には、お金がなくて困っている人や、人間関係などによるこころの悩みが

ある人が多いのかもしれませんね。

 

ブログの中にもお金や仕事のことや、こころの悩みや病のことが書かれているのを

よく見かけます。

 

私は亡くなった祖父に、祖父が若かった頃の話をよく聞くことがありました。

随分昔の話なのであまりよく覚えていませんが、祖父は戦争を体験しており、

 

食糧も不足していて、明日のことより、どうやって今日生きるのかのほうが心配

だったようです。

 

今の時代は様変わりですね。

 

今日はなんとか生きていける、それよりも、みんな、これから数十年先の

100歳まで生きるための心配をしているような気がします。

 

これからはお年寄りの一人暮らしが急激に増えると予想されていますね。

 

年老いてお金がなく、孤独で寂しい人生の最期を迎えるのは嫌だと思うのでしょうか。

誰にも気づかれず、一人寂しく自宅で孤独死なんて考えたくないのでしょう。

 

寝たきりになれば誰が介護してくれるのでしょう。

そのためにはお金はたくさん必要でしょうし、悩みもたくさんあることでしょう。

 

私の祖父は私に、昔はその日を生きるためにはみんなが助け合い、その日その日を

精一杯生きていたと言っていました。

 

今のように長生きすることがリスクではなく、長生きすることはラッキーだと

思える時代だったようです。

 

今日生きることができたことに感謝し、明日のしあわせを夢見ていたようです。

不自由で貧しい暮らしでも、今よりも、愛と希望にあふれていたと言っていました。

 

私は大好きだった祖父の話を聞いて、私も今を大切にすることと、

人を愛し、できるだけみんなで助け合いながら生きていきたいと思いました。

 

でも、生きることって大変なんでしょうね。

 

人が生まれたばかりの頃はみんな純真なこころを持っていても、成長していく過程で

だんだんこころが汚れていくのは、生きることの難しさなのかもしれませんね。

 

生きるために人はお金を稼ぎ、人も自分もこころが傷ついていくのかもしれません。

 

でも、私は世界中の人はすべて善人だと思っています。

 

ただ、お金がないと暮らしていけない世の中が、善人を悪人に変えてしまうことが

あるのはとても悲しく思います。

 

それならいっそのこと、私はこの世の中にお金がなくなってしまえばいいと思います。

そして私は愛でものが買える時代になってほしいと思います。

 

愛がたくさんあればあるほど、そこにモノも人も集まり、しあわせになる。

これが私が理想とする、愛でご飯が食べられる世界です。

 

私は、祖父もそうですが、お年寄りが大好きです。

お金がなくても愛があれば、お年寄りがしあわせになれればいいと思います。

 

お年寄りは人生を教えてくれる大先輩で貴重な宝物だと思います。

 

若い人がお年寄りを見て、その哀れさに目をそらして絶望するのではなく、

愛されるしあわせな姿を見て、明るい希望の星だと思ってほしいですね。

 

私は若い人たちが、老いるって素敵だなと思える世の中になってほしいと思います。

 

私は将来、日本が老人大国ではなく、しあわせ大国になることを願います。