ストレスのない私

 

私は会社の同僚からお前はストレスがないからいいなとよく言われます。

私の仕事ぶりを見て何の苦労もないように見えるのかもしれません。

 

実際、私は出世欲もなく、能力もないので年下の上司もだんだん増えてきました。

普通の人なら、年下の上司とは人間関係のストレスで苦労しているかもしれません。

 

でも私は何とも思わないし、逆に上司の方が私に気を遣っているので申し訳ないと

思っています。

 

幸せに働く人は、「良い人間関係を築いている」「誇りを持って仕事をしている」

「成長の機会に恵まれている」と言われています。

 

私の仕事の中で一番大切にしていることはよい人間関係を築くことです。

できるだけ楽しい雰囲気の中で、仕事がしやすい環境を目指しています。

 

最近は職場の中で何らかの原因で孤立する人が社会問題化するほど深刻に

なっているようです。

 

孤立によるストレスは心臓病、糖尿病、肥満、うつ病など心身の健康を害すると

言われています。

 

最近コロナの影響で増えてきたリモートワークは、それまでは職場で顔を見ながら

言葉で伝えてきたことが、感情に乏しい文字情報で伝えられると信頼感の構築が

難しくストレスとなるかもしれません。

 

聞くところによると、退職届もオンラインで行われ、今までのような重苦しい

上司への相談もなく、送信ボタンを押すだけといいます。

 

私の職場はリモートワークのできない仕事なので雑談もするし、相手の顔色を

見ながらこころの通ったコミュニケーションができていると思います。

 

私が最近読んだ本によると、日本は仕事に熱意のある社員が少なく、やる気がなく

無気力な社員がとても多いようです。

 

朝になって目覚めると、さあ仕事に行こうという気になる人は少数派で、大半の人が

ほとんどの日を気が進まないまま出勤しているのが実態のようです。

 

その原因として

・クレームのある仕事

・ノルマのある仕事

裁量権のないやらされ仕事

長時間労働

・休みが取りづらい仕事

 

これじゃあ仕事に行きたくないのもうなずけますね。

 

しかしながら会社に不満を持ちながらも、転職しないで今の職場にいたいと

思う人が多いようです。

 

これは労働市場が未成熟であったり、日本の人事制度や人材育成の在り方に

問題があって転職したくてもできないのが一因のようです。

 

多くの人々がストレスを抱えながら毎日仕事をしているようです。

私は人ごとながらとても大変なことだと思います。

 

2020年度の世界の幸福度ランキングでは日本は年々下がり続け62位。

先進国の中では最低レベルと言われています。

 

 日本の年間自殺者数は最近では約2万人で、世界で6位くらいの多さのようです。

自殺する勇気はないが、死にたいほど苦しんでる人も数多いのかもしれません。

 

今のストレスの多い日本、どうしたらいいのでしょうね。

ストレスに耐えながら頑張っても成長が実感できない日本。

 

私はストレスをなるべく感じないように生きています。

のんびり屋でマイペースの私はみんなと同じように仕事をするのは苦手です。

 

出世ができなくても、仕事ができないといわれてもいいのです。

私は人生の負け犬と人から呼ばれもいいのです。

 

人は人私は私、私の辞書にはストレスという言葉はとても小さく書かれています。

どん底の人生でも、それでも人間らしく生きたいのです。

 

ストレスに悩むあなた、あなたはどうして目の前にある幸せに気が付かないんですか。

私にはその幸せが見えるし、つかめるんですよ。