汗の価値
新型コロナは人の働き方を大きく変えました。
人が密集しやすい公共交通機関をしない在宅勤務が増え、リモートでの
テレワークが一気に広まりました。
時間と場所にとらわれない勤務形態は働き方の自由度が増しました。
テレワークのメリットとしては
・生産性・効率性の向上
・コスト削減
・育児・介護に携わる社員の継続雇用
・多様な人材の活用
・優秀な人材の確保
・事業継続性の確保
などいい点がたくさんありますね。
最初の生産性・効率性の向上では働いた時間ではなく仕事の成果によって
評価されるようですね。
しかしながら、人は生まれながらにして能力には差があります。
テレワークが広まる前は、
能力のある人はきちんと時間内にきちんと仕事を終え、
能力のない人は時間内に仕事が終わらず、残業していました。
例え人並みの能力がなくても汗をかきながら頑張り、時間をかけて
一生懸命会社のために尽くす、その姿を会社は認めていたのです。
私が残念に思うのは、テレワークはそんな人たちの汗の価値を
評価してくれないことです。
これからは、効率だけを求める、人間味のない社会になっていくのでしょうか。